エコ活動紹介(一般向け)

「災害救助犬」「セラピードッグ」「動物福祉」事業の紹介 / NPO法人 日本レスキュー協会

1995年1月17日、阪神淡路大震災により6434名の尊い命が失われました。この自然災害の猛威に日本中が言葉を失う中、海外から多くの支援と共に行方不明者を捜索する犬たちも駆けつけました。犬を使った人命捜索に特化した組織の重要性を実感し、その年の9月1日(防災の日)に日本レスキュー協会は誕生しました。
以来「犬とともに社会に貢献する」という理念の基に活動を行っています。

われわれ日本レスキュー協会はおもに3つの活動を行っております。

一つ目が災害救助犬事業~

災害救助犬は、災害時に行方不明となった方を、犬の最大の能力である嗅覚を使い捜す役割を担います。これまで国内外問わず多くの被災地にて活動しました。西日本豪雨災害時には広島市消防局や広島県警より要請を受け、複数回出動、令和元年8月豪雨の際には武雄警察署と協力し、災害救助犬をつれて被災地での防犯パトロールを行いました。また令和2年7月豪雨災害にて本部の災害救助チームは発災直後より被災地に入り、警察・消防・自衛隊の指揮のもと熊本県内にて行方不明者の捜索活動を行いました。

東日本大震災、広島土砂災害、ネパール大地震、熊本地震、平成29年7月九州北部豪雨災害、平成30年7月豪雨、令和2年7月豪雨災害、など数々の派遣実績がございます。

活動の二つ目はセラピードッグ事業です~

セラピードッグは、友好的で社会寛容性(他者の存在を受け入れる)があり、容姿やしぐさが愛らしいという犬の魅力を活かして、犬とふれあうことが単に楽しいというだけでなく、身体的・心理的・社会的な効果をもたらし、多くの人たちに安心や笑顔をお届けしています。
被災地への慰問活動などをはじめ、年間200回近く医療・福祉施設にセラピードッグを派遣しています。様々なハードルがあり、セラピードッグの活動が非常に難しいと言われた「難病を患う子どもたちの病棟」での活動も認められ、子どもたちの闘病意欲を高めるためにセラピードッグが有効利用されています。
様々な場所にたくさんの喜びや笑顔をお届けしています。

三つ目は動物福祉事業です。~

日本レスキュー協会本部では虐待や飼育放棄、また遺棄されることで行政動物収容所に収容され殺処分される犬や猫を1頭でも多く救うと共に乞うような不幸な犬や猫が生まれない社会環境を構築する為、繁殖業者やペットショップなど適正な飼育管理を徹底させることで相物たちの地位や生活の質の向上を図り、人と犬、猫たちが真に共生できる社会を目指します。

動物福祉事業に関しては佐賀県内ですでに積極的に活動している団体がございますので、日本レスキュー協会佐賀県支部はその団体の中間支援的なサポートを行っていきたいと思っています。

われわれはこのような三つの市民活動を行っております。そしてこの活動を継続的に行うには膨大な資金が必要となります。その活動資金はすべて支援者様の暖かい寄附によってのみ成り立っております。

日本レスキュー協会は寄附を集めるための様々な仕組みも持っています。

法人会員、サポーター会員、賛助会員、になっていただく支援の形
ヤフーネット募金による支援の形。こちらはクレジットカードでも行えますし、Tポイントでも寄附できる仕組みになっております。

チャリボンとはご不要になった本(CD・DVD・ゲームソフトも可)や眠っている本の買取金で寄附ができるシステムです。
お宝エイドとは、ご家庭に眠る「お宝」の買取金で寄付が出来るシステムです。
どちらも荷物を梱包して、電話するだけで自宅まで業者が引き取りに来てくれます。
詳細は当社ホームページ上にバナーが張ってありますので、そこから確認ください。
ふるさと納税によるご支援。佐賀県には、佐賀県によるNPO支援として、ふるさと納税を通じて皆様が活動を応援したいNPOに寄附できる仕組みが作られています、

※平成31年4月1日付けで総務省から、ふるさと納税に係る返礼品等について、「当該地方団体の区域内に住所を有する者に対して返礼品等を提供しないこと」との通知がありました。(平成31年総務省告示第179号第2条第1号ニ)
 この通知を受け、佐賀県民の皆様からのふるさと納税(NPO等の支援)への御寄附につきましては返礼品の送付が中止となりますが、税金の控除はこれまで同様に適用されますので引き続き御協力いただきますようお願い申し上げます。
(※佐賀県在中の方へ返礼品は送ることができません)

今後の予定としては佐賀で訓練設備や育成の拠点を構えて、更なる雇用を生み、九州で有事の際には佐賀から災害救助犬・セラピードッグを派遣できるような仕組みを作っていく予定です。
日本レスキュー協会の活動は今年で24年目となります。
長くこの活動が継続できているのは、世の中にそれだけ多くの課題や要望が存在し、それに対してこの活動が必要であると認められ、そして多くの方々に理解されご支援いただいているからです。これまでの活動の中で培った経験・技術・知識を持って広く皆様のお役に立てるように佐賀県ひいては九州県内の課題解決に努めていきます。

 


 

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